なんとタイムリーなことに
テレビ東京の「美の巨人」でルーシー・リーを取り上げる
という。もちろん三宅一生さんの一声だろう。
驚くほど若い人たちがルーシー・リーの名前を知っている。
感性が合えば権威も歴史も関係ないという若い人特有の
柔軟さがルーシー・リーとその器をファッションと同じ感覚で
捕らえている。
この秋にはルーシー・リーと工房を共にし、後に工房を
フルームに移してからも終生変わらない友情を分かち合った
ハンス・コパーの展覧会も開かれるという。
来年もまた国立新美術館でルーシー・リー展が開かれるなど、
ルーシー・リー、ハンス・コパーがいかに人々を
惹きつけて止まないかをあらためて思う。
そうそう、銀座のみちばという懐石レストランでも身近に
ルーシー・リー作品を見ることが出来る。新宿の京王デパート
でも先週だったかルーシー・リー展をしていた。
ルーシー・リーという人の頑固な生き方は女性達に(というか
男性にも、かな)大きな勇気をくれる。ただひたすら
好きな物を創り続けることへの勇気。
そしてルーシー・リーとハンス・コパーとの親愛は
まるで自分にとってもひたすら大切な宝物のように思えてくる。
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