Monday, November 20, 2006

東京ヒルトンとドトールコーヒー

東京ヒルトンの2階にある「武蔵野」で食事をする。以前昼間は
よく行ったが夜は初めてだ。鉄板焼きのカウンターにすわり、シェフの
手さばきを見ながらメニューを開く。つれはサーロインのコース、
私は鱸の鉄板焼き。キノコ類の付け合わせでレモンバターをからめて
かりかりになるくらい焼いてもらう。

おいしいがご飯や赤だし、漬け物は中の下ではないか、と思うほど
出来合いの味だ。サーロインはやわらかくておいしいとのこと
だったがそれとて食材に負うところが大きいだろう。
バニラアイスが食後に出てきて会計は2万8千円。飲み物は何も
頼んでないのでかなり高い。

値段は承知で入ったのだから満足度がなくても仕方ないが、
一番驚いたのは同じ席で煙草をすわせることだ。食事の時に
隣でたばこ。これはまるで拷問だ。今時のレストランで分煙がない
どころか禁煙席もないなど、時代遅れも良いところ。

アメリカ人だったらすぐに席を立っただろう。まさか食事時に
煙草をすわせるとは思わなかった。ヒルトンはもともと高級とは
言えないとしても、あのロビーの騒がしさ、マーブルラウンジの
雑多な臭いはいよいよ3流ホテルか、と思わせる。

煙草といえばコーヒーのドトールもひどい。
コーヒーを買いに行っただけで髪や身体中に煙草の臭いが
しみ通る。煙草が吸えるということを売りにしている
今では貴重なコーヒーショップかもしれないが、それにしてもあの
空調の悪さ。というより煙草が絶対量が設備を遙かにしのぐのだろう。

煙草好きだけが行けば良いが、そこに働く人たちの健康を確実に
破壊している。従業員の職場条件をどう考えているのだろうと思う。
そこに入って1分で身体が煙草の煙に覆われ吸う息はすべて煙草の
粒子であろうに。従業員の健康は確実に蝕まれているというのに。
あるドトールコーヒーではオープンの頃オーナーらしき
人が手伝っていたが、今では店でほとんど見かけない。たまに
いると外を掃いている。もちろん中には入りたくないだろう。

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