過去の日記より
2006年1月23日
はらわたが煮えくり返る、というのはこのような感情をいうのだろう。
それと同時にどうすることも出来ない無力感。
堀江さんが逮捕された。パトカーがサイレンを鳴らして小菅に先導する。
誰の逮捕でサイレンなど鳴らしただろう。まさに見せしめ、いじめ
としか思えない余計な演出。たかが30才になって数年の若者に、
日本の狡猾な老人男性がよってたかって目の敵にする。まさに子供じみた
パフォーマンス。
誰か冷静に状況を見極めて、過剰な報道をいさめたり、昨日もろ手をあげて
ちやほやした政治家が今日取って返して堀江つぶしをする状況をきちんと
批判できる「大人」がいないだろうか。それも影響力のある、きちんとした
「大人」が。
堀江さんを人間的にどうこういうだけの資料は私にない。けれど彼が
してきたことの報道されている部分から判断すれば、彼が出現したこと
には大きな意味がある。彼によって社会が気づかされたこと。
マネーゲームであれ、球団であれ、慣行をおかしい、と言う人間として。
彼を生意気だ、と言う人はフジテレビの会長を含んで例外なく狡猾な、
理屈ぬきの感情人間である。小泉さんだって正義を冷静に見つめることの
出来ない癇癪もちだ。今回の検察の動きもそういった感情人間の動きに
連なる。法に触れることをしたのならそれを罰すれば良い。ただし、
法に触れるか触れないかを冷静に判断してからだ。法が正しく機能し得た
としてだが。
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