catalogue of the exhibition "Glitter and Doom"
Portrait of the Dancer Anita Berber, 1925
from the catalogue of the exhibition
ニューヨークのメトロポリタン美術館で開かれているGlitter and Doomを
見た。タイトルは栄光と破滅とでもいうニュアンスだろうか。
1920年代からのドイツのポートレートばかりを集めた展覧会で非常に
ショッキングな特異な時代を浮き彫りにしている。正確には1919-1933年の
ワイマール共和国時代のポートレートということになる。 この時代、フルトベングラーのベルリンフィルをあげるまでもなく文化や
科学面で多くの業績をみた。中でも表現主義、新即物主義ともいわれる
Otto Dixの作品(上の絵)は誇張された年齢を刻む娼婦のポートレートで
グロテスクを超えてやるせない暖かさを感じてしまう。
なんだか
ビリーホリデイの声が聞こえてくるような。
愛知県美術館にディックスの作品が多く所蔵されている。
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